会長挨拶

第79回地方会開催にあたって

 このたび、第79回日本消化器がん検診学会関東甲信越支部地方会を平成31年(2019年)9月29日(日曜日)に前橋テルサにて開催させていただくことになりました。伝統ある本会の会長を務めさせていただくことは身に余る光栄に存じます。本学会は、医師、臨床放射線技師、臨床検査技師、保健師等、消化器がん検診に携わる多職種の会員から成り立っているため、すべての会員にとって有意義な学会となるよう準備を進めさせていただいております。

 今回のテーマは「これからの消化器がん検診を考える」といたしました。胃X線検診は、本学会より読影判定区分(カテゴリー分類)が策定されたことで、精度向上が期待されています。胃内視鏡検診は今後全国的に導入されていくと考えられますが、解決すべき課題も残っており、また、見逃しのない胃内標準撮影法を学会として早急に構築する必要があります。胃がんリスク層別化検診も効率的で有用な検診法ですが、クリアすべき課題がまだありそうです。腹部超音波検診では検診判定マニュアルが活用されており、その有用性と課題が議論されています。大腸がん検診は受診率の向上と精検受診率の向上が今後の課題であり、大腸内視鏡検診や大腸CT検診の可能性も考えていかなければなりません。本学会では、特別講演、教育講演、パネルディスカッションでこの課題を取り上げ、皆さまから忌憚ないご意見をいただき、これからの消化器がん検診の受診率と精度の向上につながる議論ができるものと考えています。

 会場の前橋市は関東平野の北西、上毛三山の一つである赤城山南麓に位置し、市内を利根川と広瀬川が流れ、緑も多く水資源に恵まれた街です。会場近くには、群馬県の迎賓館として明治17年に建てられた臨江閣、緑豊かな前橋公園、広瀬川沿いに萩原朔太郎記念館、群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」の元祖の店もございますので、時間があれば足を運んでいただくのもよろしいかと存じます。

 多くの会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

第79回 日本消化器がん検診学会関東甲信越支部地方会 
会 長  萩原 廣明
(萩原内科医院)

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